ファッションプレスのスペシャリストに聞きました

アクセサリーブランド「Q-pot.」
広報部プレス担当
中村 麻里さん

なかむら まり▶東京都出身。昭和女子大学環境デザイン学部在学中に複数のファッションブランドでアルバイトを経験。卒業後は国内外に人気のアクセサリーブランド「Q-pot.」を運営する(株)グラムに入社。広報部プレス担当として活躍中。

「ありのままの自分」を大切に
「自分が好き」なブランドの魅力をお届けしたいです

“大学デビュー”からファッション業界に邁進
将来を模索し、ブランドPRの仕事へ

 中学の頃から洋服が好きで雑誌「Zipper」「KERA」を読み、当時の人気モデル・AMOちゃんに憧れていました。高校は校則が厳しかったのでファッションを楽しむことができず、大学に進学してからの解放感!が嬉しかったのを記憶しています。大学ではデザインを専攻しましたが、デザインを1から生み出すことよりもデザインの周りに関わる仕事に興味を持つようになり、在学中は原宿の「Q-pot CAFE.」や増田セバスチャンが手掛けたお店、渋谷のアパレルショップではSNS更新を中心としたプレスのアルバイトを掛け持ちしていました。「Q-pot.」はブランドコンセプトがしっかりと根付いているので、カフェスタッフとしてお客様にブランドを伝える充実感があり、さらにムック本制作現場などブランドの撮影に参加させてもらった経験が、ファッション業界の裏方実務に関心を寄せるきっかけにもなりました。「Q-pot.」での居心地良い4年間を過ごし、卒業後に当社に入社しました。広報部に配属され、今日に至ります。

デザイナーとスタッフが一丸となれる環境
“新しい出会い”が仕事のやりがいに

 Q-pot.は実は小さな会社で、少人数で運営をおこなっています。オフィスは様々な部署が1フロアに集まっていたり、デザイナーのアトリエも併設しているのでデザイナーが作品を生み出す過程も感じられる環境です。デザイナーの作品への想いや他部署の動きも見えるからこそ「商品を沢山の人に知ってもらわなければ」という使命感が強く感じられます。
 プレスを始めてからは結構長くなりましたが、商品や時代によっても仕事内容が変わってくるので、いつも「違う仕事」をしている感覚があります。デザイナーのワカマツタダアキさんが展開する作品との“新しい出会い”をお客様と同じように日々ワクワクして受け取っています。そしてスタッフ同士も皆んな意欲的で仲も良いので、やりがいを持って日々仕事に取り組めています。

独自のデザインと日本製の上質な服作り
「末永く着ること」を世界に発信

 ブランド15周年の2017年に、ワンピースなどのアパレル商品がスタートしました。全身コーディネートの提案として、生地から縫製までメイドインジャパンにこだわり、アクセサリー同様、日本の優れた技術を世界に発信しています。流行に左右されないデザインは、母から子へと末永く着て欲しいという願いが込められています。上質な製品をこれからも多くの方にお届けしたいです。

常に新展開を続ける唯一無二のブランド
日々の広報業務でバックアップ

 20周年を迎えたQ-pot.は、ブランドを代表するスイーツモチーフを中心としたアクセサリー展開しながらも、現在はアパレル製品やランドセル、ブライダルジュエリーにカフェ運営…と多岐にわたる総合ブランドとなりました。映画やアニメなど幅広い業種とのコラボレーション作品も多く発表しています。そして2025年にはカフェの新店舗や、新事業の宿泊施設「Q-ROOMS.」も発表され、これからも新たな展開が起こっていきそうです。
 Q-pot.のブランド名の由来は“何が飛び出すか分からない謎の壺”の意味からきているのですが、その言葉通り枠にはまることのない唯一無二のブランドだからこその難しさもあり、ただそれがやりがいでもあり面白いなと感じます。より多くの方にブランドを知っていただけるように試行錯誤しながら広報活動に取り組んでいます。

ファッション業界をめざす高校生へのメッセージ

自分らしさを大切にすれば人生が輝き、道も拓けていく
Q-pot.のブランドテーマでもあるのですが「ありのまま」の自分で、自分らしさや個性を大切に過ごしてほしいです。自分らしさや好きなことを大切にして過ごすことで、人生は輝くと思います。周囲の人に合わせることに囚われて自分の気持ちをなくしてしまうのは悲しいことです。「ありのままの自分」を大切にすれば、自然に道が拓けていくと信じています。

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