業界ニュース

外国人シェフが競い合うコンテスト「和食ワールドチャレンジ」 中国人シェフが優勝!

外国人シェフが競い合うコンテスト「和食ワールドチャレンジ」 中国人シェフが優勝!

フード

2020年2月20日と21日、東京・汐留で、農林水産省主催の外国人による日本料理コンテスト「和食ワールドチャレンジ」第7回大会が開かれました。和食ワールドチャレンジは2013年に始まり、7回目の今回は世界17の国と地域から83人の応募がありました。書類審査は23人が通過し、香港、シンガポール、パリ、ニューヨーク、サン・セバスチャン(スペイン)の5都市で予選、それぞれから5人が勝ち抜き、東京・汐留に集まり、世界王者を目指しました。

  1. 農林水産省は世界各地で日本の食と食材についての情報を発信している
  2. 日本産食材の輸出額を増大させて、地域経済を活性させるビジョン
  3. 日本料理をさらに認知してもらうことにより、インバウンド客や食材輸出に結び付ける

正しい和食文化を、世界に発信

2013年に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。そこから「和食ワールドチャレンジ」はスタート。今回で第7回を数えます。世界中に日本料理のレストランはあり、その国独自の食材や文化を取り入れているのですが、だしの文化など、その全てが完全に伝わっているわけではありません。そこで海外から一流のシェフたちが日本に一堂に会し、その技術を競い合う大会として創設されました。

大会共通のテーマ「UMAMI」と、今年のテーマ「食感~Texture and Mouthfeel~」で競う

大会は、1日目に共有の食材を使った「煮物椀」を作成、2日目はオリジナルレシピを半月盆の器に盛りつけした料理(前菜5品以上)を作成というルールで行われました。優勝したのは、蛤のお寿司の酢飯に中国の黒酢を使用した、香港のファイナリスト、上海出身のワン ウェイ ピン選手。ワン選手は「お店のオーナーや仲間に感謝します。また上海に戻ったら健康的でおいしい日本料理の素晴らしさを伝えていきたいです。」と優勝の喜びを表しました。

■ファイナリスト
・香港(選手番号2)
 WANG Wei Ping選手(ワン ウェイ ピン、中国国籍、Sun with Aqua Japanese Dining Suntory所属)
・シンガポール(選手番号3)
 Loh Man HONG選手(ロウ マン ホン、シンガポール国籍、Fat Cow所属)
・パリ(選手番号4)
 Wojciech POPOW選手(ヴォイチェ ポポウ、ポーランド国籍、Beaverbrook所属)
・サン・セバスチャン(選手番号5)
 Mireia FARNOS ESPUNY選手(ミレイア ファルノス エスプニー、スペイン国籍、Basque Culinary Center所属)
・ニューヨーク(選手番号1)
 Yael PEET選手(ヤエル ピート、アメリカ国籍、Fury’s所属*)*2020年夏オープン予定

■審査員
審査員長 :村田吉弘氏(菊乃井3代目主人、特定非営利活動法人日本料理アカデミー 理事長、日本食普及の親善大使)
審査副員長:仲田雅博氏(学校法人大和学園 理事、京都調理師専門学校 校長)
審査員  :松尾英明氏(日本料理 柏屋 総料理長、日本食普及の親善大使)
特別審査員:小島よしお氏(お笑い芸人)

審査員の講評

審査員からは、「7回目を迎え、年々ファイナリストの技術が上がっている。うま味を中心に料理を構成するという日本料理の基本を踏まえながら、各国の料理の特徴や独自のアイデアを盛り込んだ多様な『日本食』を創造していくということは日本料理の可能性を広げます。今回のファイナリスト達の料理は、どれもそういった点で評価ができました。」との声が上がりました。

(参考:産経新聞/グルメプレス)

2020年6月15日更新

記事一覧

関連記事

ページトップへ