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深刻なAI人材の不足をどのように克服するかがカギ!

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 先端研究をけん引できるような、高度なAI人材の数が321人と世界で9位、人口比ではアメリカやカナダの10分の1にも満たない日本(カナダのAI企業:Element AIの調査)。欧米や中国に比べて圧倒的にAI人材が不足しているとの危機感からか本年3月、政府が公表したAI戦略の有識者提案では、AIを使いこなす人材を昨年末時点の10数万人から、大きく引き上げて年25万人育てる目標に変更しました。
 今回の提案を通して「AI人材のすそ野を広げるための教育改革につなげたい」と、かつての「読み・書き・そろばん」を新しい時代では、「数理・データサイエンス・AI」に置き換えようと狙います。
 安倍晋三首相が「子どもたちの誰もがAIのリテラシーを身につけられる環境を提供する」と語り、経団連も、「AI分野で高い力を持つ学生を通年採用の対象にする」と表明しました。AI分野の学部新設の推進なども政府に提言しています。
 しかし現在、AI技術を教えられる教員をどう確保するのかなど、具体的な道筋は見えていません。
 大手求人広告企業によると、企業が18年に募集したAI関連の中途採用は5年前の約60倍。採用が決まった人数も約28倍に増えています。不足するAI人材をどのように育成していくかが、今後のAI進展のカギとなります。
(朝日新聞 2019.4.28より抜粋)

2019年10月7日更新

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