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良識で洋服を選ぶ― 「エシカルファッション」広がる

ビューティ・ファッション

 環境への影響や生産者の労働環境など生産・流通過程での良識を大切にした「エシカルファッション」への取り組みが広がっています。“エシカル(ethical)”とは「道徳・倫理上の」といった意味で、もともとはアフリカ諸国の貧困対策としてイギリスが発信し、欧米を中心に広がっていきました。
 2019年4月にエシカルファッションの啓発イベント「ファッションレボリューションデイ2019」が東京で行われました。これは2013年にバングラディシュの「ラナ・プラザ」ビルが倒壊し、縫製工場の労働者ら千人以上が亡くなった事故を機に、イギリスを中心に始まったキャンペーンで、今回は350人以上の参加がありました。農薬や除草剤を使用せずに栽培したオーガニックコットンを扱う繊維専門商社や、生産を委託する海外の縫製工場の労働環境の改善を進めているアパレルメーカーなどが、エシカルファッションへの取り組みを発表しました。
 デザインや価格だけでなく良識で洋服を選び、おしゃれに新たな価値を見出す「エシカルファッション」の時代が訪れつつあります。

2019年10月18日更新

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