澁谷 優真さん JRAきゅう務員
アニマル・ベジテイション・カレッジ 本科高校課程 きゅう務員養成コース 2018年3月卒業
2019年1月よりJRA美浦トレーニングセンターにて、厩務員として活躍中
周囲に共感できる人がいなかった中学時代
ようやく出会えた馬が好きな仲間
もともと父が馬好きで、競馬を見る機会が多かったことと、武豊騎手とディープインパクトの活躍を見た影響で、幼い頃から騎手に憧れていました。中学校の頃は自分が馬の話をすると「え?何?」という感じで、共感してくれる人が周りにあまりいなかったのですが、中学卒業と同時にアニベジに入学した途端、先生方や学生をはじめ、周りのみんなが馬好きという思いを持っていて、共感して話ができることがすごく嬉しかったです。
アニベジで教わったのは今の自分に満足せずに上を目指す姿勢
アニベジで一番印象に残っているのは、初めて出場させてもらった競技会で優勝したことです。未経験だったのでとても緊張していたのですが、それまでしてきた練習と馬を信じて臨んだら、練習中は上手くいかなかったことも上手くいき、優勝することができました。
アニベジでは考えて馬に乗るということを一番心がけて、騎乗技術の向上を頑張りました。特に三原先生に教わってからは、馬に考えて乗るという意識がすごく働くようになって、馬それぞれの個性やその日の馬の気持ちだとかを考えて乗るようになりました。ですから毎日が勉強で成長のチャンスなんです。今の自分に満足することなく、常に馬に目を配り耳を傾けることで、高いレベルに進むことができるのだと思います。
幼い頃からの夢を断念
しかし、アニベジで得た強さが次の夢を切り開いた
ずっと騎手を目指していたんですけど、体格の問題で断念せざるを得なくなりました。けれど、馬が好きという思いは変わらなかったので、騎手を目指していたころの夢であった凱旋門賞での勝利を、これからは騎手としてではなく、きゅう務員として目指したいと思っています。
全てうまくいったら面白くないですし。アニベジは夢が変わっても柔軟に対応してくれました。先生方は一人ひとりの生徒に対して親身になって指導をしてくれます。進路や騎乗技術、馬学の指導だけでなく、一般常識についての講義があり、高校の勉強もできます。この学校に通ったことで、夢を追いかけながら一人前の社会人になる基礎が身につきました。アニベジという学校は僕にとって100点満点!圧倒的な馬の多さと、色々な馬と触れ合えたことが一番の魅力です。3年間とても充実した毎日でした。
犬塚 あいさん
アニマル・ベジテイション・カレッジ 本科高校課程 在籍
動物が大好き、爬虫類もOK
小さい頃から動物が好きで、中学3年の時に地元(愛知県)のクラブで乗馬の練習をはじめすぐに夢中になりました。将来は動物関係の仕事に携わりたいと思い、情報収集をした結果、アニベジに入学しました。アニベジでは乗馬技術だけでなく、馬のすべてを学べるので充実した時間を過ごしています。
愛情を持って馬を育てたい
卒業後は育成牧場で働くことを希望しています。走ることだけでなく、人間の優しさを馬に伝えていきたい。愛情を持って馬を育てたいと思っています。
馬と触れ合うことで心を癒された
ホースセラピーにも興味がある
アニベジに入学する前、馬と触れ合ったことで心を癒されることが沢山ありました。乗馬の練習をしている時はもちろんのこと、厩務作業の時も、すぐそばに馬がいることで心が落ち着きました。こうしたホースセラピーをもっと学び、仕事に活かしていきたいです。