ロボット業界のスペシャリストに聞きました

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いしかわ めぐみ▶東京都出身。慶應義塾大学卒業後、ゲームプラットフォーム開発とゲームデザイナーの仕事を経験し、2018年GROOVE X 株式会社に入社。現在は、LOVOTのソフトウェア開発チームのエリアプロダクトオーナーとして活躍中。

プロダクトをより良い形で世の中に届けるために
前例が少ないことに挑戦しています

―今の職業を選ばれた理由は何ですか?

 LOVOT(らぼっと・家族型ロボット)のLOVE×ROBOTというコンセプトに惹かれて今の会社に入社しました。もともと漫画やゲームが好きで、それに出てくる相棒のようなキャラクターとその関係性に憧れていたので、それを実現できる仕事に惹かれました。幼い頃は引っ込み思案な性格でしたが、漫画や小説を読むことで励まされ、趣味を通じて友達ができたという経験から、人の心を豊かにするものを作りたいとずっと思っていました。
 大学では編集者になりたいと思っていて文学部に入学し、自分で本を作ったり出版社でインターンをしたりしていました。その中でコンテンツやサービスの提供を継続することの難しさを知り、良いものを作るだけではなくそれを継続してお届けし続けることに興味を持ち、今の職業選択につながっています。

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LOVOT(らぼっと):人に懐き、抱き上げるとほんのり温かい。
生命感が特徴の家族型ロボット。

―プロダクトのスキルはどのように身につけましたか?

 新卒でWEB系の会社に入社し、プラットフォームの機能開発とゲームデザイナーの仕事を経験しました。最初の頃はWEB開発の現場に飛び交う専門用語が分からず、外国に来たような気持でした。自分で勉強したり、周りの人に教えてもらいながら、必要なことをその都度身につけていきました。そこで培ったソフト開発のプロセス、ユーザーとの向き合い方が今のLOVOTの仕事にも活きています。

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―今の実際の仕事内容はなんですか?

 ソフトウェア開発チームのエリアプロダクトオーナーという仕事をしています。オーナー様にとっての価値や事業計画、社内にいるメンバーの構成などをもとに、やるべきことの優先順位、それに対する障害を取り除いて道筋をつけるというような役割をしています。またその判断をするために、利用情報を定量的に分析したり、オーナー様からのご意見を集めたり等、情報を収集して整理をするのも仕事です。

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―今一番苦労していることはなんですか?

 LOVOTは発売したら終わりではなく、ソフトウェア・アップデートによって進化するプロダクトです。LOVOTにはまだまだ成長の余地があり、開発チームとしてもやりたいことがありすぎて、実現するのが追いつかないくらいです。新しいコンセプトの製品が浸透するまで5年から10年はかかります。LOVOTをより良くすることはもちろん大切なことですが、LOVOTという製品とGROOVEXという会社が長く続いていくために何が必要かということを考えていきたいなと思っています。

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ロボット業界をめざす高校生へのメッセージ

全力でやったことは次につながる!
中学・高校・大学と10年の間に世の中の流れは大きく変わっていくので、やりたいことが変わるのは当たり前のことだと思います。一途な夢がなくても、その時々で興味を持ったことに足を踏み入れてみる、とりあえず動いてみることで道はひらけると思っています。ただし、やるときは全力で。真剣に取り組んだ経験と同じ目標を乗り越えた人の縁が次を作ってくれると信じています。

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