グランドスタッフのスペシャリストに聞きました

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みつい みゆ▶三重県出身。中日本航空専門学校 エアポートサービス科 キャビンアテンダント・グランドスタッフコースで学ぶ。2015(平成27)年、ANAエアポートサービス株式会社入社。国際線業務でグランドスタッフとしてキャリアを積み、現在は国内線を中心にチームワークを大切に従事。好きなアーティストはMr.Children。

安心・安全に定時出発させるためチームワークでお客様をサポート

仲の良かった従姉の影響で航空業界へ

 この仕事に就こうと思ったのは高校生のときです。仲の良かった従姉が空港で働いていて、何度も空港に足を運んだり送迎をしたりしていたので、自然と航空業界に興味を持つようになりました。その後、いろいろと話を聞いていくうちにグランドスタッフに憧れるようになり、中日本航空専門学校への入学を決めました。
 私が入学したコースではインターンシップがあり、6カ月間セントレア(中部国際空港)で勤務したのですが、その中で喜ばれるお客様を見たとき「素敵な職業だな」と実感し、卒業後、ANAエアポートサービス株式会社にグランドスタッフとして入社しました。

チーム全員で安全かつ正確に

 現在は空港を利用されるお客様の搭乗手続き、ゲート搭乗口でのご案内がお客様から見える大きな仕事です。他にも様々な業務がありますが、「安全で定時に出発させる」ことを第一に目指していますので、搭乗される最後のお客様をご案内するまで、ときにはダッシュで探し回ることもあります。
 この仕事はチームワークが非常に大切で、その日の担当業務を決めるアサインと呼ぶ割り振りが重要となります。チーム全員でひとつの便を安全に定時に飛ばすために情報を巡らせ、無事にお見送りができたときはとてもやりがいを感じます。また、お客様との対話の中で直接「ありがとう」と感謝の言葉をいただけるのが嬉しいです。とりわけ多頻度利用のお客様は「今日もがんばってるね」と、その都度声をかけてくださるので、成長を見守って下さる私にとってのGIFTのようなありがたさです。

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グランドスタッフは「忍耐力」と「思いやり」

 一方、予期せぬトラブルに巻き込まれることも少なくないのがこの仕事の特徴です。私が初めて体験したのは入社3~4年目ぐらいのときでした。飛行機遅延によるトラブル対応の責任者に指名されたのですが、運行状況の把握やお客様への対応などがままならず、先輩に引き継いでしまったのです。そのときは自分の無力さに落ち込み、悔し涙が止まりませんでした。
 現在は現場に出ることもありますが、オフィスで便を管理するコントローラとなり、アサインを管理する業務なども半々で行っています。今後は旅客インチャージという上位資格に挑戦し、空港すべて、弊社の便すべてを統括する総責任者のポジションを目指したいです。
 グランドスタッフをひと言でいうと「忍耐力」と「思いやり」。限られた時間の中でいかにお客様の気持ちに寄り添ってサービスができるか? シーソーゲームのようにバランスを取ることが、難しくもあり、やりがいを感じる点でもあります。

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グランドスタッフをめざす高校生へのメッセージ

失敗を恐れずに、目標に向かって挑戦して
私も当時は英語が得意ではなかったので、この仕事が務まるかどうか不安でしたが、自分でハードルを上げすぎずに、目の前の目標に向かってしっかり挑戦していってほしいです。今はコロナ禍で、なかなか自信を持ちづらいですし、不安に感じることも多いかもしれませんが、挑戦することで失うものはないと思います。ぜひ積極的に「挑戦」をしてみてください。もし失敗してしまったとしても、その経験は必ず次に活かせますので、頑張ってください!

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