ジュエリーのスペシャリストに聞きました

佐藤歩さん

さとうあゆみ▶神奈川県生まれ。高校は美術科に進学し、卒業後は横浜fカレッジのジュエリー&アクセサリー科でジュエリーの基礎やファッション、色彩などを学ぶ。2012年に株式会社ジュエリーアセットマネジャーズへ入社し、アイデクト港南台店・ららぽーと横浜店を経て現在の北千住店へ。プランナーとして好成績をおさめ、最年少でゼネラルマネージャー(店長)に就任。

尊敬できる先輩と出会えたことや、努力をお客様に評価してもらえることに喜びややりがいを感じます

「ものづくりに携わりたい」という思いが進路を決めるための軸に

―今の仕事に就いたきっかけは?

 昔から絵を描くのが好きで、美術科のある高校に通っていましたが、絵を仕事にするのは難しいかなと思い始めたときに、シルバーやジュエリーなどの造形に興味を持つようになりました。たくさん勉強するより早く仕事をしたいという思いがあり、アクセサリーの制作や、ファッションとのコーディネートなど色々なことを学べる、横浜fカレッジに入学しました。ものを作る仕事に就きたかったので、進路指導のときに先生から「本社内に工房があって修理なども行っている会社だから、ゆくゆくは接客を経てジュエリーの造形に携われるかもしれない」という話があり、アイデクト(株式会社ジュエリーアセットマネジャーズ)に入社しました。

近い距離でお客様と関わり信頼を得ることが大切

―どんなお仕事をされているのですか?

 プランナーとして、お客様から持ち込まれたジュエリーについて思い入れを伺い、新しい活用法を提案したり、お客様自身が知らない価値をお教えしたりしています。もともとは話すのが得意でなく、一番初めに配属された店舗では先輩から「もっと人に興味を持った方がいいよ」と言われたこともありました。最初の頃は、お客様のお話を長時間お聞きするのがつらいと感じることもありましたが、親しくなるにつれ「このお客様、こういうところが素敵だな」と関心を持つようになると、お互いにすごく良い関係性が生まれ、仕事が円滑になりました。
 専門学校で制作に関する知識を学んでいたので、加工の仕方や構造についてなど、他のプランナーより多方面の話ができるのが強みです。また、GM(ゼネラルマネージャー)としてスタッフの指導もしています。お客様との関係を築いて大切なジュエリーを任せて頂くという醍醐味をみんなに味わってほしいので、「あれやって」「これやって」という感じではなく、学級委員のように、役職の分だけ責任を取ったり、面倒なことは率先してやろうという気持ちでいます。

多くのプランナーにこの仕事のやりがいを伝えたい

―今後やりたいことは?

 シニア世代に入ったらシルバーの彫金をしたいという気持ちもありますが、プランナーとしてできることをやっていきたいなと思います。店舗や地域によっては人通りが多くないところもあって、お客様と接する機会が少ないとプランナー自身もあまり経験を積めないので、そういった店舗のプランナーに自分の知識や経験などを伝えていきたいですね。この仕事はただ販売するだけではないので、学ぶべきことも多いですし、途中でくじけてしまうスタッフもいますが、「コツさえ掴めば全然難しいことはないんだよ」ということを伝える場を増やしていきたいです。職人になるのは老後でもいいかなという感じですね。

写真1

ファッション業界をめざす高校生へのメッセージ

「高校生へのメッセージ」
なんでもいいので、なにかひとつで1番をとって自信をつけてみて下さい。そして自分を好きになって、自分は自分、人は人、と周りの人のことも認められるといいなと思います。あとは、がむしゃらに頑張るのもいいことですが、「頑張っている」ということを評価してくれる人に対してしっかりアピールできるといいですね。

ページトップへ