エンタテインメント業界のスペシャリストに聞きました

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はながた わたる▶高校卒業後、尚美ミュージックカレッジ専門学校 ミュージックビジネス学科に入学。2012年夏から(株)スターダスト音楽出版のインターンシップに参加、2013年春に就職し、2018年から(株)スターダストプロモーションでアーティストのプロモーション業務を担当。

学生時代からいろいろな現場に挑戦して、
その経験を活かして楽しみながら仕事をしています

周りとは少し違っても、
好きな業界で働くことを目指す

 高校は進学校だったということもあって、3年生の夏ごろから進学のことが現実味を帯びてきて、今まで部活漬けだった友達も行きたい大学などを決めていくなかで、自分も同じように進んでいくのは何か違うな・・・と思うところがありました。中学生の頃に色々と音楽を聴くようになり、バンドや洋楽にも夢中になり、そのころから将来は音楽業界で仕事をしたいと漠然と思っていたので、思い切って音楽とビジネスのことを勉強できる尚美ミュージックカレッジ専門学校のミュージックビジネス学科に進学することに決めました。正直なところ、この頃はまだ、音楽業界にはどんな仕事があってどんなことをしているかなどはあまりよく分かっていませんでした。

授業と現場で学び、
経験値を上げて音楽業界へ

 専門学校に進学してからは、授業で音楽業界のベースを勉強しながら、学校から紹介してもらえるアルバイトや講師のお手伝いなどでたくさん現場に関わって、肌で学ぶようにしていました。勉強していくうちに、ライブハウス、ライター、マネージャーなど、音楽と関われる職業でもいろいろなものがあることがだんだん分かってきたものです。学外でたくさん仕事をしてみると良いと言われていたこともあって、インディーズのレコード会社やバンドの物販、運営スタッフだったり、ときにはillustratorやPhotoshopを触ってみたり。その経験から、自分にはこれが合うかも、と思うものが少しずつ見えてきました。
 就職活動では、学内でのふとした会話をきっかけに(株)スターダスト音楽出版へインターンに行かせてもらえることになり、そこからスタートすることになりました。
 今は、担当しているグループのチーフマネージャーとしてチーム全体のことを見ています。現場のマネージャーに任せることは任せて、メンバーとも対等にやり取りができるように心がけています。
 社会人としてのスタートは音楽出版社で仕事をしていたため、マネジメント業務と音楽活動の両立は今の自分の強みになっていると思います。例えば、生演奏でない音源再生の場合にライブの曲と曲のつなぎをどうしたら気持ち良いか、おもしろいかなど、まず演出家の方と打ち合わせをして作家さんに発注して制作、最終的な音源を決めていくのですが、右から左に言われたままお伝えするのではなく、自分の意思を含めて依頼するようにしています。このグループにしかできない、してもらいたい演出かということを一番大切に考えています。
 新人の頃はうまくいかないことも多く辛い時期も沢山ありましたが、自分からは辞めないと決めていることと、なにより好きなことを仕事にしているので辛さよりも楽しさが勝っているということもあって、今でも楽しく続けられています。

地元山梨をエンタテインメントで
もっと元気にしたい

 個人的な話になりますが、地元の山梨県でエンタテインメントをもっと活発にする活動に関われたらいいなと思っています。山梨県は、47都道府県をまわるツアーでは多くのアーティストに来てもらえるのですが、普段は首都圏が近いということもあって、よく飛ばされてしまいます。なので、山梨県はとても素敵な環境が沢山あるので、より人が集まりたくなるような場所にしていく活動に関われたらと思っています。

エンタテインメント業界をめざす高校生へのメッセージ

僕にとって専門学校へ入学してからの2年間はあっという間でした。専門学校に入学する前から、こんな仕事があるとかこんな仕事がしたいとか、なんとなくでも調べておくと短期間で吸収できるかもしれないので、後々役に立つと思います。また、興味を持ったことにはとにかく見て、触れておくと良いと思います。騙されたと思って、苦手なものもとりあえず見ておくと、ふとした瞬間に思い出して、楽しいものと組み合わせて「これだ!」というものが思いついたりする瞬間があるかもしれません。

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