バーチャルライバー業界のスペシャリストに聞きました

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くさなぎ たかや▶千葉県の地元の高校を卒業したのち大学で理学部生物学科を専攻。その後退学し、通信大学の経営学部に入学。同時期に趣味でプログラミングを始める。通信大学を退学後、受託会社でプログラミング業務に就く。2018年3月よりいちから株式会社に入社。バーチャルライバーブランド「にじさんじ」のアプリ開発に携わる。

仲間のエンジニアの力を最大限発揮させながら
自分の技術力も最大限に上げていきたい

高校を出てからプログラムを独学

―高校生の頃から、現在の会社に入るまでの経緯をお聞かせください。

 陸上部で短距離走中心にやっていました。パソコンはまだ触ってなくて、毎日スポーツばかりでしたね。授業だと生物が好きで、理系の先生になりたいと考えていました。
 卒業後、元々パズルやロジック的なものが好きだったのもあって、塾講師や家庭教師のアルバイトをしながら、独学でプログラミングを始めました。その流れで就職もプログラマーの仕事を選びました。今の会社に入ったのは今年の3月で、ここがバーチャルライバー(以下、Vライバー)関連の業務を始めてからですね。

朝から夜まで「にじさんじ」をプログラミング

―今の業務内容について教えてください。

 基本的には一日中プログラムをしています。僕たちがプログラムしているものは、Vライバーの人たちがアバターを動かすためのアプリ「にじさんじ」で、完成したアプリをVライバーさんたちに渡し、動画を作ってもらいます。それとは別に、「Live2D」という技術でアバターを動かしたり、表情をつけたりするモデラーの人たちもいます。アバターは2Dモデルなので、立体に寄りすぎず、平面に見えすぎずというちょうどいい具合に調整をしてもらっています。

―最高技術責任者(CTO)としての役割は?

 仲間のエンジニアのパフォーマンスを最大限発揮できる環境を作ることです。ただ、プログラマーとしての僕の実力はまだそこまで高くないと思っています。以前、上手くできなかった仕事を他の上手いスタッフの人に短時間でやってもらった時があって、あの時は悔しかったです。自分の技術力も最大限に上げて、早く彼らのようになりたいです。

勉強でも趣味でもどんどんやって「独学力」をつけておく

―これまでの経験で、今の仕事に役立っていることは?

 プログラマーという仕事は常に勉強が必要で、時には苦手なことも学ばないといけません。ただ僕は授業などを真面目に受けていたせいか、そういったこともあまり苦にしていません。「独学力」とでも言うのでしょうか、学校の勉強に限らず、趣味のことでも日頃からどんどんやる癖をつけて勉強慣れしておけば、いざという時役立つと思います。

―思い入れのあるVライバーさんはいますか?

 「にじさんじ」1期生や2期生の人たちは僕も思い入れが強いです。特に1期生さんたちは「にじさんじ」というブランドが全くない状態で入ってきてくれて、みんなメンタルというか、開拓精神のとても強い人たちだと感じます。ですので、今後も彼女たちのことを支えながらなるべく一緒にやっていきたいと思っています。

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バーチャルライバー業界をめざす高校生へのメッセージ

興味を持った瞬間に挑戦を始めてほしい
この業界には絵を描いたり、動画を作ったり、作曲したりする人がたくさんいるので、それらのキーワードが引っかかった人は、例えば絵なら絵で、余計なことは考えず自分の楽しいことに忠実に、作り続けてみてはいかがでしょうか。プログラマー限定で言えば、興味を持った瞬間に挑戦を始めてください。「Unity」というゲーム開発エンジンを始めてみるなど、できるだけ早めに経験を積んだ方がいいですね。

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